2013年4月24日水曜日

串カツ屋から罰金を請求されたときの対処方法


先日、「「ソースの二度付けは禁止やで!」の商標が登録されました。」の記事を書いたところ、知人から以下のような内容の質問を頂きました。

串カツ屋に「ソースの二度付けは禁止!二度付けしたら罰金1万円を頂きます。」と書かれた張り紙が貼ってあった場合において、うっかり串カツをソースに二度付けしてしまい、店側から1万円請求されたら、やっぱり、お客は店側に1万円を支払わなければならないのか?





弁理士の業務範囲外ですので、知り合いの弁護士に聞いてみました。

結論は「払わなくていい。」ということらしいです。

以下がその根拠です。

誤って串カツを容器のソース内に二度付けしてしまった場合において、店側に発生する損害は、最大限に見積もっても容器内(二度付けされたソースが収容されている容器内)に入っているソースの全部がダメになる程度である。

容器内のソースの全部に、1万円の価値があるとは到底思えない。

だから、損害額としての1万円は妥当な金額ではなく(1万円は高すぎ)、1万円も支払わなくても良い。要は、駐車場の「無断駐車したら罰金〇万円!」に根拠が無いのと同じ。


この答えを受けて私から、「んじゃ、やっぱり、ある程度の金額は支払わなければならないのか?」と質問したところ、

「まあ、ある程度は。違法行為では無いと断言することも難しいし。1000円ぐらいが上限じゃないの。」と言われました。

さらに私から「じゃあ店に入るときに「二度付けしたら、罰金1万円を支払います。」っていう誓約書が店側から提示され、お客がこの誓約書にサインしていた場合にはどうなる?」と質問したところ、

「難しいけど、サインしたことを「錯誤」で争うしかない。」
「ていうか、そもそも、そんな店には始めから入らんだろ!」と怒られました。



ということで、店のルールを尊重しながら、楽しく串カツを頂いて下さい。


知財とは無関係の話ですいません。

以上です。
(弁理士 森本聡)

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