2013年4月6日土曜日

アダルトビデオと著作権

  今回のテーマは、「アダルトビデオ(AV)は著作物か?」という話です。
「著作物にきまってる」という方が殆どだと思うのですが、そうとも一概に言えません。

●台湾では著作物ではない。
 サイト『フォーカス台湾』によると、日本のAVメーカーが、AVの有料ダウンロードサービスを提供している台湾企業11社に対して、AVを無断でアップロードしているのは、著作権法違反であるとして告訴したところ、現地検察は台湾企業を不起訴処分としたそうです。
 不起訴処分とした理由は、「AVは観客に性欲を引き起こすことを追求したもので、著作権法の定義する「文学、芸術、科学などの創作」には該当しないから、「著作権法の保護を受けることはできない」」ということです。つまり、台湾の検察は、「AVは著作権法の保護対象である著作物ではない」と判断しました。
  
●日本では立派に著作物として認められている。
 それでは、日本ではどうでしょうか?
 日本では、アテナ映像などの複数のAVメーカーが、AVの無断複製物(所謂海賊版)を販売していた者に対して、無断複製する行為や、無断複製したビデオテープの頒布や所持などの差止めを求めた事案があり(東京地裁 平成8年(ワ)第1590号 著作権侵害差止等請求事件)、当該事案において、東京地裁は「原告作品であるAVは「映画の著作物」にあたる」と確りと認定しています。
 したがって、日本国では、AVは著作権法の「映画の著作物」にあたると認められており、台湾とは異なる判断がなされています。

●著作権以外の対向措置を考える?
 儒教やイスラム教といった宗教的理由から、我国を除く東南アジアの各国では合法的にAVは作られておらず、台湾をはじめ東南アジアの各国において、AVを著作物として認めてもらうのは困難なようです。このような実情に鑑みれば、日本のAVメーカーは、今後は著作権以外の他の対向措置を考えていく必要があります。
 具体的な措置としては、台湾などの東南アジアの各国でAVメーカー名やブランド名を商標登録しておくことなどが考えられます。

以上

1 件のコメント:

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